気がつけば、このブログのほとんどが映画紹介になっている・・・
なんでっていうと、映画が好きなのももちろんだけど、この目で見たものを忘れないうちに書き留めておきたいからっていうのが一番かな。
やっぱり1stインプレッションは大事よね!!記憶は曖昧になるので、思ったことを直接書いておくと、また見た時により近いかたちで思い出せるからね。
映画は私を本当豊かにしてくれるなーと思う。
読書も好きです。読書のほうがより強いツールだと思うんだけど、なかなか時間がないのと探すのに苦労することもある。
だから2時間で気軽に楽しめる映画も大切かな。
そして私が好きな映画はマイノリティー系なので、友達と見ることはほとんどないかなー(泣)
でも、映画館で見る必要のないものもかなりあるから、そういうのはDVDまで待ったりするときあるね。大きいスクリーンで見たいのと、家のTVで一人で見たいとき、後者がほとんどなので結果DVDを大量に借りることになるのですw しかも私はマジでその時の気分で映画を選ぶので(今日は恋愛〜、サスペンス〜、アクション〜、ヒューマン〜みたいに)借りても、結局見ないで返すバカな時もある。でも見たいと思った時に見るのが一番ですから!
ってことで前置きが長くなりましたが、今回は『Gilbert Grape』
最初に見たのはいつだろう?? 小学生だった気がするなー。
これを小学生で見てる自分は我ながら渋い!!!
ジョニー・デップを見たら、ふとまた見たくなったの。
でも何回見てもいい。まさに大好き。
話は、田舎町に住む一家の物語。ギルバートは長男で、弟アーニーは障害者、父親は自殺し、母親はそのショックから過食症になってしまう・・・そんなときにトレーラーで町にきたベッキー。彼女を通してギルバートの葛藤が始まる・・・
内容はとにかく見てほしいから言わないw(説明下手なんで)
でも私のなかでジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオっていったらこれなんです。
ジョニー・デップでこんなにごく普通の役はないかな? でも本当に素朴で自然で素敵。
そしてディカプリオ。彼の最高傑作は「タイタニック」じゃありませんw
小学生のとき、この障害者の役をやってる人は天才だと思ったなw 切なくて自然すぎて感動します。母親はアーニーのことを「my sunshine」って呼ぶんだけど、くったくのない笑顔は本物です。彼の演技でこれ以上のものはないです。
あと、ベッキー役のジュリエット・ルイス。彼女もエキセントリックな役が多いなかで、一番普通の役じゃないかな。私はこの映画でジュリエット・ルイスの大ファンになったんだけど、彼女はいまどこにいるの??ってくらいもうスクリーンから消えている気がします。
演技は上手いし、普通じゃないけど切ない感じが大好きなのに・・・!!!
最後に好きなものっていつ見ても好きなんだね。
でも、やっぱり見ている時期で感じることは確実に違う。
でも感じ方は違ってもやっぱり好き。
この映画は特別なことなんて何一つないんだけど、誰もがぶつかる小さな葛藤。
ラッセ・ハルストレム監督のなかでもこれが一番好き。